サラリーマン投資家によるFXや株投資のブログ
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たとえば、下落する相場において、棒下げをする場合もありますが、調整的な戻しを繰り返しながら、下げていくのが、より一般的な下げ方です。
この調整的な戻しを、スピード調整と呼んでいます。
このスピード調整は、持続的な下落には必要な過程です。
つまり、急落によって、ロングが投げるのと同時にショートメイクが行われ、マーケットは急速にショートとなり、下げ渋るようになります。
この時に、なんらかのきっかけによって、ショートカバーがなされ、さらにこれで下げも終わったとして、にわかにロングメイクがなされるようになると、再び下げるエネルギーが蓄えられ、下落が再開されるという仕組みです。
ただし、こうしたスピード調整を行いながら、下げ続けたり、上げ続けたりするのは、あくまでもトレンド相場の時であり、レンジ相場の時には当てはまりません。
したがって、今の相場をトレンド相場か、レンジ相場かという見極めが必要になります。
トレンド相場であるとすると、たとえば下げであれば、下げた後の反発が前回の高値よりも低く、次の安値が前回の安値よりも下がる、いわゆる上値を切り下げ、下値を切り下げるという動きに、一般的にはなりやすく、このあたりがトレンド相場の見極めどころだと言えます。
今回は、主に下げ相場を例にしましたが、上げ相場は申し上げました下げのパターンの全く裏返しで、同じような動きとご理解ください。
米ドル円について。
昨夜とりあえず127円台まで来ましたね。
長期ターゲット(129~130円)に到達した後、下がったり保ち合ったりの“典型的なターゲット到達後の相場”に入っています。
今回の動きは、単にチャート分析上の動き(=テクニカル的な動き)であって経済諸条件は何も変わっていません。
よって、また再び円安が加速する時期が近い将来くるかもしれません。
それに備えて今のうちから米ドルを中心に外貨分散戦略を皆様それぞれご自身が納得できる比率を考えて戦略を練って、それに向けて準備を進めたいです。
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